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すべての問題はつながっているーハンセン病問題ー感染症 新型コロナウイルスとの基本的な繋がり

熊本の重要な遺産

熊本は水俣病を抱え、ハンセン病療養所があるところです。化学物質と感染症、二つは、形をかえ、今後も人間を苦しめていくことは間違いないものです。


新良田教室 ハンセン病患者の高等学校

新良田教室は1955(昭和30年)に岡山の国立療養所長島愛生園に開設されています。

予防法闘争で患者側が高等教育機関の開設を強く要求した成果でした。

進学ができないという事実があったということは驚くことだと思います。


「在学中に病気を治し、卒業後は社会への復帰する」目標のもと、生徒は厳しい世間の風にさらされるー「我々は生徒である前に、H氏病患者を植え付けられている。それは若い魂のあまりにも重い負担である・・」


新良田の生徒の数jは、1963年まで100人を越えていたが、1987年の閉校の年は一人になりました。卒業総数307人、卒業と同時に社復帰できたのは220余人でした。

社会復帰を望んだのは誰か

後遺症がない子はもちろん、後遺症の大きいものほど社会復帰を望んだーこれが実際の話なんですね。

教育が開いた未来

そして、ハンセン関係の裁判の中心となっていきます。

死者に対する敬意

死者に対する敬意というものがあります。私たちはその心を持って進んでいかなくては未来はくらいものとなるでしょう、差別するものも必ず差別されるものへと変わっていくことはどんな人も自覚せざるえない事実であると認識しています。


また、この経験は繰り返されるものであり、経験した事実は永遠になくならない、そこで生きた人々への敬意を持って、未来を見つめることで自分自身が救いとられることがあるということを思います。


参考 社会福祉法人 ふれあい福祉協会 特集 わが心の新良田教室から




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