明 暗
明暗の話になりますが、何かがわかると言うことは、暗部が取り払われて明るくなるのではないと言うことです。すでに、わかるべきものは存在していると言うことです。
暗と明の区別
明も暗も実態は同じものでです。この話は、フェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズも、わからないものについて、最初は光のない暗い部屋に入ってそれがだんだんと見えてくるようなことだと言っています。
フェルマーの定理もすでに存在するものが少しずつ明るくなってくるように見えてきたのでしょうか。
鈴木大拙は、禅の思想では、明も暗も実態は同じものであると言うことで、常識のようなもので暗と明は別物であると考えさせられていると言ってます。
創造の大変さは、その暗闇に入っていかなければならない、その苦しさと恐怖に耐える力を持たなければならないということだと思います。
わかること
わかるということは入り口が暗闇でもやがて明るくなるものだと思います。
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