エドゥワール・マネ(1832年ー1883年)の灰色の羽帽子の婦人ーマネのパステル画について

マネのパステル画

マネには90以上のパステル画があります。マネの力量は人物の瞬時にその美しさをとらえるところにあります。


パステル画は見ていてそのリズム感がわかりやすいものとなっています。描くスピードはドガよりも早かったことは有名な話です。


この絵は私がマネの絵を感覚としてわかるために紙に、彼の絵を描いてみた全く異なるものなので悪しからず、マネの絵は紙ではなく細目のカンバスに描かれています。


確かに、パステルは油絵に比べると圧倒的に制作時間が短くて済みます。実物は、55.0×35.3㎝のサイズなので、かなり早く仕上げたのだろうと思います。

なぜパステル画を描き始めたのか

パステルを描き始めたのは、運動失調症という病に侵されてから後のこと、メリー・ローランはもともとマネの情婦で、後々は彼の友となりました。


マネのこの頃のアトリエには、高級娼婦、ブルジョアの女性たちが訪れ、後にその美しい姿を残すことができました。


マネは、メリー・ローランを描いた翌年に亡くなります。それは、フォリー=ベルジェールの酒場を仕上げてからでした。