令和3年春の公立高校入学試験国語問題から考えることー鈴木孝夫「教養としての言語学」の出題

言語社会学から

鈴木は言語社会学の立場から記述をしています。すなわち、社会学の一つの分野としての言語学の角度からではないかと思います。

詩的機能の説明

内容としては、警察の警笛、音楽との比較で、警察の警笛のように言語の目的的な役割と音楽のような創造的で個性的な音の美しさを用いて言語の詩的機能を説明しています。

最後のパラグラフの理解

最終的に、「言語活動の中心が「なにを言うのか」、つまり描写であることは言うまでもないが、その内容を「どのように言う」ことが効果的かを選択することが、詩的機能の役割と言えよう。」と言う最後のパラグラフを理解できれば理解できるものとなっています。

設問の内容

設問には「日常の言語生活にも広く見られる」とあるが、内容を踏まえて、あなたの言語生活から詩的機能の発揮されている例を取り上げて、6~7行にまとめる作業が待っています。


詩的機能とはすなわち、言い方と言うこと還元できるのですが、人にものを頼むときなどの話など簡単な例に持っていけるかどうかが鍵になると思います。


例えば、人に何かをしてもらうときは、わかりやすく言うのはもちろん、声の調子に注意するなどを頭の中から引き出せれば問題なく書けるとは思います。


言い換えると言う作業を普段からできていれば難しい問題ではありませんが、言い換える作業自体が困難である特性を持っている場合は、難しい問題となってしまいます。