アメリカ社会は、個人主義的社会です。自己の快楽や自己満足・自己利益のために生活するべきではなく、良き社会建設のために「制度化された個人主義」とパーソンズ(社会学者 1902年ー1979年)は命名しています。アメリカの神の理想にしたがって現世を改造しようという「活動主義」は実践と実績の圧力が強くその意味で厳しい社会となっています。宗教的価値の神は世俗化・普遍化するのですが、「制度化された個人主義」は宗教を内面化して、より多くの人種を受入て、平等な社会へと進んできていると考えられます。アメリカが今後、人種の問題をどのように扱っていくか、世界の注目するところであると思います。
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