公立高校入試論説問題は難しいと思う人が大半なのではないかと

 論説文であれば、その特性の判断が難しいということがあります。社会学者の文章は、社会構造を解明することが使命なので、より抽象的な表現が多くなります。思いもつかなっかたということを提示したい欲求があることは間違いなく、それだけに常識的な思考ではついていけないものとなります。

 例えば、公立高校入試問題で、芸術論で、芸術的な価値を決めるのは社会的なメカニズムー信仰なのだといった話を出題していました。芸術的価値の客観性自体を疑うということなのですが、正答率3.4%、部分点を取れたもの5.9%という問題も含まれていました。例えば、その、回答としては「芸術家が創造的な力に恵まれた特殊な存在であるという共通の認識が形成され、無条件の崇拝対象として付与された」という回答(私案)ですが、この文章を理解できる人は社会学的なものを読みなれていると考えてもいいと思います。

 経済価値=普遍的価値という認識が強いともう混乱してしまいます。客観的な視点に自分を置いて作者の意図に耳をすますことができるのか?

 中学生はこのような問題に取り組み苦しんでいるわけです。




 


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