具体的思考と抽象的思考の違い

 具体物を使用して経験的に考えることを具体的思考と考えるといいと思います。小学校の低学年では、ものの数を数えるときに、実物を数えるという作業を具体物を使用した練習をして数を体感しますが、それ以降は、実物のないものでものごとを説明するようになります。例えば、「憲法とは?」「国会とは?」という話になれば、実物はなにも出てきません。

 小学校の低学年では、「学校の先生の話がわからない」ということがありますが、教師は、不特定に対して、説明するという形式を取るので、暗黙に抽象化された学校言語が存在しているのではないかーそこから情報を解釈して取り込まなければならないがそこが難しいということがあるのではないかと思います。教師がわかるように話さなければならないというよりも、抽象的な言語取り扱いに個人差があるということなのだと思います。

 命題としては、「アメが4個あって、赤いアメは黄色いアメより大きい、黄色いアメは青いあめより小さい、赤いアメは青いアメの次に大きい、緑色のアメは黄色いアメより小さい」が解けたら具体的思考から抽象的思考への橋渡しが可能です。




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