哲学の目的は、認識と諸価値の調整なのですが、ジャン・ピアジェ(Jean Piaget,1896ー1980 哲学の知恵と幻想 みすず書房)は、認識は検証ができないー生物学のように立証できない、もちろん研究への発見的な導入としては有効だけど、仮説はあくまでも仮説で、厳密に立証できない主観的なものになってしまうということを言っています。この問題は、大問題で、真実とは何か?ということを考えるとき、一つの問題に関して、それが主観的なのか客観的なものに基づいて自分は言っているのかさえよくわからないことになってしまいます。せめて、その根拠は?と考えるとき、少しでも、自己中心的な感覚から離れることができるのであると考えます。誰かが言っていることに、その根拠を疑うことは大切です。
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