新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス に 対 す る 公 衆 衛 生 的 介 入 ( NonPharmaceutical Intervention、NPI)によって、需給バランスはどのよ うに影響を受けるのだろうか、という話を、米国のマクロ経済学者で ある Guerrieri, Lorenzoni, Straub, and Werning が最新の理論モデル を使って分析した“Macroeconomic Implications of COVID-19: Can Negative Supply Shocks Cause Demand Shortages?”の概要を日本銀行金融研究所の金融研究ニュースレター特別号が紹介しています。活動を抑制されているレストラン、レ ジャーといった非製造部門は製造部門とは違い、他に代替できる程度が低く、需給バランスが悪化するという話なのですが、公衆衛生政策と需要管理政策との相互作用の視点では、分析されていないようです。政府が今後どのような政策を行っていくのか、関心をもたなければならないと思います。
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