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新学習指導要領にみる学校教育ー表現力育成に時間は取れるのか?

 新学習指導要領では、「生きて働く知識・技能の習得など、新しい時代に求 められる資質・能力を育成知識の量を削減せず、質の高い理解を図るための 学習過程の質的改善」(文部科学省)ーどのように学ぶかということの記述ですが、「主体的・対話的で深い学びから学習過程を改善する」(文部科学省)ということを説明した内容です。

 実際のところ教育現場になにが求められるかというところが説明できないのですが、主体的・対話的な深い学びとは、教育の肝で、今までも、現場では努力をしてきていると思います。対話的にということは、それだけ時間のかかるものとなることは間違いなく、育成知識の量を削減せずにどのようにバランスを取っていくのだろうかと思うところです。

 深い学びは、表現とその検証を繰り返し行うことで育成されます。しかし、表現力の育成は、カリキュラムの内容に対する時間の配分から、経験を積めていない教育現場が多いことは間違いないところであると思います。

 小学校は32年度、中学校は33年度、高等学校は34年度からの本格実施となります。教育現場が疲弊しないことを祈ります。




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