猫の感覚器官は優れているー昔は神だった。今は?

ネコの耳

猫は精密な耳は人間の3倍の能力(6万5000ヘルツ)を持っています。優れた平衡感覚は生まれつき木登りができることからわかります。

ネコの目

また、人間の1/6の光で獲物を確認でき、瞳孔は目の90%まで広がります。陽光の中では、目を守るために完全に閉じられるようにできています。ただ、光を多く集める構造のために、猫の見える世界はぼやけています。


ネコの嗅覚

嗅覚は人の2倍程度なので、犬の2000倍から1億倍の能力から考えると普通な感じがします。


猫の味覚は、肉食なので味蕾がアミノ酸を検出するように特殊化されていますが、植物性の炭水化物、甘味は感じないようです。確かに、間違ってチョコレートを食べることはないようです。

狩猟行動

家ネコは狩猟は遊びでスリルのためにやっているようです。手で餌のチップをやるより、放り投げてゲームのようにしてやる方がノリがいいように感じます。


また、音だけで獲物の範囲を特定しますので、餌を遠くへほうり投げても、寸分違わず落下した場所へ、素早く移動します。


強くて柔軟な筋骨格は、生まれつき優れたハンターになること、危険を回避する能力などのために進化して来たものです。

イエネコの起源

ネコは、野生を残した魅力的な動物なのですが、紀元前2000年ー1600年ごろのエジプトの王朝でイエネコ飼育の証拠が発見されています。


エジプトでは、紀元前1000年ごろにバステート神という女神と結びつき、イエネコは神の化身とみなされます。安産、多産の象徴だったのですが、多産ゆえの苦難の道を日本で歩んでいることになります。

日本への伝来

ちなみに、日本には、奈良時代8世紀に中国から経典をネズミから守るために伝来して来たと言われています。



(以上、ネコの動物学 大石孝雄 東大出版会 参照)






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