morinohito.org2021年3月22日読了時間: 2分認知の倹約ー被害者バッシングの構造 新型コロナウイルス罹患者に対する態度について大脳半球を切除すると 大脳半球を切除する実験は古くから行われています。例えば、鳩の大脳半球を取り除いても鳩は運動を行うことができます。ジェームズの心理学でシュラーデルの言葉を引用しています。「無人格的」「物は単にある空間を占める質量に過ぎないー猫でも、犬でも、猛禽でもなにも...
morinohito.org2020年8月11日読了時間: 3分感染症で注意することは何か?風評被害、すでに日本人は経験していることらい予防法 1897年の伝染病予防法は、1907年の「らい予防に関する件」としてハンセン病におよび、「無らい県運動」、戦後の「らい予防法」(1953年)として患者の隔離 ・収容政策へと発展します。 こうした隔離 ・収容政策は市民に恐怖を播種したと考えられます。感染者を感染源...
morinohito.org2020年8月10日読了時間: 2分疫学的判断は常に必要ーポビドンヨード事件の社会的な意味を考える疫学的な判断をしなければならないーこのことは特に政治家に求められる態度でもあるのですが、無根拠に何かが有効だという話をすることは、政治を科学としてとらえることが必要ということが理解されていないということでもあります。 正義の問題があって、政治は計量的・科学的な側面だけで考え...
morinohito.org2020年8月9日読了時間: 2分新型コロナウイルス下での新たな監視システムは人間の幸福につながるかフーコーは、権力は、支配と被支配の二項対立で説明できない、暴力であったり圧迫であったりわかりやすく目に見えるものではなく、近代特有の管理システムに埋め込まれた権力で、あらゆる施設や社会に入り込んでいるという考えを提示しています。...