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条件節の理解が弱いときに、コミュニケーションを失敗すること

 子供が、「条件節」が理解できない場合には、コミュニケーションを失敗する場合があります。「もし、勉強しなければ、お菓子はあげないよ」という条件節の「お菓子あげない」と言われたことに強くこだわる場合、条件節を理解できていないことがあります。

 認知力が弱まった年配者でも、条件の方を忘れて、こんなことを言われたとうったえる場合があり、同じような状況になることがあります。これは、認知力が弱まった帰結でもあり対処が難しいのですが、子供の場合は社会性の獲得過程、言語認識の成長過程であることから、適切に対応する必要があると思います。

 条件節の後に否定的な言葉が続く場合は、その言葉に感情が向かい易いことは理解できます。ただ、条件節のほうが談話として重要なのは明らかで、その点を理解できない場合には、コミュニケーションを意識した条件節に対応する思考面の訓練が必要と考えられます。

 



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