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人口知能の到来で、仕事はなくなるのか?

 21世紀は人間をしのぐAIが発達して人間の仕事がなくなるのではないかと予言されています。ストレスのかかる取引を安定的に複数回、昼夜の区別なくこなすトレードを行うなど、経験値を数値化したアルゴリズムを実行するのは、AIの得意分野であると考えます。

 ただ、人間の仕事は理解、説得、交渉など暗黙知の中で進むものも多く、共感と柔軟性の中で進む、介護のような仕事があります。

 おそらく、中間的なホワイトカラーの仕事は、消滅することになるとは思いますが、経済学者のデビッド・オートーは、将来人間の仕事がなくなるかどうかは予測できないし、実証としては、過去最大の就業人口の農業という産業のことを考えれば明らかで、今は2%の農民が全ての人口の食料を賄っているではないかという例を引いています。

 ポスト・ヒューマン社会の到来は、個人の力量を超えた集合的な社会をどのようにとらえていくか、考え方が多く開花していくことは予測できます。




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